上手に子供を治療させる方法  

 

 

 子供の頃に歯医者さんに行くのが嫌いになると、大人になってもその頃のことが

忘れられず、歯科医院に行くのが遅れてしまい重篤な状態まで放っておいてしまいがちです。

だから、子供の頃から、歯医者さん大好き!!になるようにしてみたら、その子は

一生歯を失う確率が減ると思うのです。じゃあ、どうしたら進んで歯医者さんに行く!と

言うようになるのでしょうか?

 まず1つに、お母さんは子供が悪いことをしたときに、歯医者さんで注射してもらうよ!とか

自分が歯医者さんに行くのが嫌だとか痛いとか子供の前で言ってはいませんか?

そういう言葉で子供たちは歯医者さん、と言うだけで恐怖を感じているに違いありません。

それから2つめ、子供にちゃんと怖くないこと、虫歯になると大変だ、と言うことをしっかり

言い聞かせることも大切です。

 それから3つめ、お口を開く練習は日頃からしっかりしておきましょう。

 そして、後は歯科医院にも問題があるのですが、私の歯科医院ではやりたくない、と言う子供に対しては

緊急でなければ、無理に治療はしていません。何度も話し合ったり、一緒に遊んだりして心を開いてくれるように

なるまで待ちます。3才にもなれば言葉もしっかり理解できますし、どうしたらいいのかも分かります。

痛くなれば子供の方から治療して欲しい、と言うし、必要だ、と思えば上手にできるようになります。

ちなみに、私の歯科医院では、3才半くらいになれば、麻酔をうって神経も抜いていくこともできますよ。

泣く子は一人もいません。みんな幼稚園で今日あったことなど一生懸命話していきます。帰りもまたくるね!と

帰っていきます。でも上手にできたら、たくさんたくさん誉めてあげてください。

 子供は大人が思っているより賢いものです。はじめから、嫌がるものだ、と決めつけないでくださいね。