上手な歯みがきの仕方
1,まずは歯ブラシの選び方
(1)大きさは、あまり大きくなく小振りなものの方が細かいところにまでいき届くので良いです。
(2)毛の硬さは、歯ぐきを傷つけたり、歯がくさび状に削れてしまったり(くさび状欠損)しないように、中くらいのものから
柔らかいものが良いです。
(3)把柄部(持つところ)はなるべくまっすぐで、簡単なものが良いです。
(4)歯ブラシの換え時は、歯ブラシの毛の部分を後ろから見てびょんびょん出てたら換えましょう。
2,それでは持ち方です。
持ち方はあまり力が入りすぎないように鉛筆持ちで持つと良いです。
力が入りすぎると毛の硬さのところでも触れましたが、歯ぐきに傷が付いたり、歯がくさび状に削れたり(くさび状欠損)してしまいます。
3,歯の磨き方
(1)スクラッビング法→歯の表面のプラーク(歯垢)を除去するための磨き方です。子供にはこの方法が良いです。
磨き方は、歯ブラシの毛先を歯の表面に90度に当てて1歯分くらいずつ横に磨く方法です。
(2)バス法→歯の歯ぐきに近い部分や歯周ポケットに付着しているプラークを除去するための磨き方です。歯ぐきの
マッサージにも効果があります。歯槽膿漏の予防に効果的です。
磨き方は、歯ブラシの毛先を歯ぐきの方向に斜め45度に当てて振動させて磨く方法です。
(3)前歯の裏は歯ブラシを立てて一本ずつ磨くときれいになります、。
4,上手に歯を磨くためのポイント
(1)一カ所に10回くらいは歯ブラシを動かしましょう。
(2)磨く順番を決めて毎日磨くと磨き忘れがありません。
(3)舌の側は磨くのを忘れがちです。奥歯は舌側、かみ合わせ、唇側と分けて磨きましょう。
(4)奥歯の頬側を磨くときは口を閉じて磨くと磨きやすいです。