<歯ぐき>→健康な歯ぐきは薄いピンク色をしており、歯と歯の間の歯ぐきは
三角形にしまっています。そして歯ぐきにはスティップリングと
よばれる無数の小窩(オレンジのぶつぶつみたいなのも)
が見えます。
みなさんはいかがですか?
1,歯肉炎→炎症が歯ぐきに限局しているもの。
症状は、歯ぐきの色が薄いピンク色な健康な歯ぐきから
唇のような赤い色になる。歯と歯の間の歯ぐきがプヨプヨ
して丸く腫れた感じになる。歯みがきをすると歯ぐきから
出血する。などがあります。
2,歯周炎(歯槽膿漏)→炎症が歯槽骨(歯を支える骨)にまで広がり
”骨がとける”すなわち骨の吸収がみられるもの。
症状は、歯肉炎の症状プラス歯周ポケット(歯ぐき
と歯の境は歯肉溝とよばれ、健康な歯ぐきでは
1〜2ミリであるが、この溝は歯周炎になると侵襲
され深くなる。3ミリ以上深くなったものを歯周ポケット
という。)が形成される。そしてこのポケットから
膿がでてくることもある。そして、歯が動揺したり
歯ぐきが下がり、歯根が現れて、歯が伸びたように
見える。などがあります。
原因 1,プラーク(歯垢)→細菌の集まったもので、石灰化されると歯石に
なってしまいます。
2,かみ合わせ→かみ合わせが悪いと、特に歯槽骨の吸収が生じて
しまいます。この状態を咬合性外傷といいます。
予防 1,常にお口のなかを清潔にする。→ブラッシングをしっかりする。
2,歯石の除去、かみ合わせの調整
3,不適合補綴物(かぶせもの)の改善→かぶせたものと歯ぐきがきちんと
合っていないと、その間にどうしても
プラークがたまりやすく、ブラッシング
しにくい、というような理由です。